渡海千津子体験をぜひ (2009/08/07掲載)

 きょうは立秋。立春とか立秋が来るたびに思いますが、季節感と暦を合わせるために旧暦に戻したらどうなんですかね。というような無駄話はしている暇がないんです、今回も伝えたいことがありすぎて…。

■映画「HACHI」3日間上映
 ハリウッド映画「HACHI〜約束の犬〜」が14〜16日の3日間、文化会館で上映されます。封切り直後の文化会館での上映というのはまずないことなのでうれしいですね。また、普段会館で上映される映画は前売券がないのが通例ですが、今回はあります。一般前売1300円(当日1700円)ですので、お得な前売り券のお買い求めをぜひ。各プレイガイドでは前売券お買い上げの方にハチ公のストラップをプレゼント中です。数に限りがありますのでどうかお早めに。もちろん文化会館でも販売しています。60歳以上の方は当日のみ販売されるシルバー券(1000円)をご利用ください。

■渡海千津子体験をぜひ
 8月23日(日)は新進気鋭のソプラノ歌手渡海千津子(わたるみちづこ)さんを迎えてのリサイタルです。何回か当欄でも書いてますが、昨年の「都響の第九」でたった2回の指導で合唱団の響きを劇的に高めたのが、この渡海さんです。ピアノは旦那様で「第九」の合唱指揮を務めた斎藤育雄さん。息の合った演奏を聴かせてくれることでしょう。
 これも前に書きましたが、渡海さんが合唱に加わるとみんなの声がみるみる良くなると何度も驚かれたそうです。渡海さんと同じ場にいるとそのことがよく分かります。歌うことだけでなく、生きることの楽しさや喜びが、渡海さんの言葉から、表情から、もっと言えば全存在から溢れてくるのを感じるのです。大げさだと怪しまれるかも知れませんが、渡海千津子体験というのはそれだけ強烈なんです。ぜひ皆さんも渡海千津子体験を。元気が出ますよ。
 なお、この「渡海千津子“愛”を歌う」には子供会の皆さんを団体で無料招待します。それから障がい者手帳をお持ちの方も。お問い合わせは文化会館まで。

■発売中のチケット案内
 9月1日の「アメリカ陸軍音楽隊」は腕っこきのミュージシャンを集めた本場のビッグバンド。すごいですよ。
 10月11日は倉木麻衣のコンサートツアー。10周年の記念ツアーで、タイトルもずばり「BEST」。文化会館のチケットは残り30枚ほどです。どうぞお早めに。 (陽)

■今年も来ました、夏のピアノマラソン
 毎度お馴染みのピアノマラソン。16回目となる今回は、明後日の9日(日)午前10時より演奏スタートです。
 今回は、県内外より集まった総勢64組61人の皆さんが、クラシックだけでなく人気アニメの曲やポップス曲等、素敵な演奏を聴かせてくれます。入場無料ですので、どうぞ『ピアノづくし』の贅沢な1日をご堪能ください。あ、そうそう…もちろんクーラー効いてますよ(笑)。

■昭和名画座、今年は喜劇で大爆笑!
 年に1度のお楽しみ『昭和名画座』が、今年は9月に登場です。上映作品は、戦後の落語界で爆発的な人気を誇った落語家の短くも波瀾万丈な人生を描いた『おかしな奴』。蒸気機関車の機関士と専務車掌という「鉄道一筋」の父子の恋愛騒動を描いた『喜劇・大安旅行』。大阪の街を舞台に、やくざの幹部に憧れるチンピラと家出娘の恋模様を描いた『吹けば飛ぶよな男だが』。戦争中、精神障害の真似をして死を逃れた二人の男の奇妙な生活を描いた『あゝ軍歌』の喜劇4作品です。
 時間は3日間とも午前10時開始。21日は「おかしな奴、喜劇・大安旅行、吹けば飛ぶよな男だが」、22日は「あゝ軍歌、おかしな奴、喜劇・大安旅行」、23日は「吹けば飛ぶよな男だが、あゝ軍歌、おかしな奴」の順で上映します。
 なお、今回はいつもと違い1日3本立てとなります。これは、皆様にもっとゆっくりご鑑賞いただきたいということで変更しました。なんだよ、1本損するじゃないか!とお思いになるかもしれませんが、皆様のお体を考えてのことですので、なにとぞご了承くださいませ。
 入場料は500円(1日通し券)で、好評発売中です。ぜひ、お見逃しなく。

■新プレイガイド
 文化会館の新プレイガイドとして、『情報局リーファ(イオンSC大館店内)』が仲間入りしました。イオンのゲームコーナー側にオープンしましたので、ぜひご利用ください。(工)