7月は文化会館の季節、なのか? (2009/07/03掲載)

ご存知でしょうか、7月の文化会館自主事業は4本もあります。週1ペースかと思いきや、3本は3日連続という空前の偉業、というか神をも恐れぬ愚かな所業というか…。バカじゃないの?と思われる向きもあるかも知れませんが、一応マーケティングをした上でスタートしたんです。それでも、あのイベントやこの大会とかちあうとは、ここまで消費意欲が冷え込んでいるとは等々、予想を裏切ることが多くて結構苦戦しています。そう言えば近頃の若者言葉では「大丈夫」を全然大丈夫じゃない時にも使うらしいですなぁ、って他人事じゃないんですが。
 それでも文化会館はやるといったらやるんです。文化芸術は勝ち負けではないし、市民に心の栄養になるものを届けることが私たちの使命なのですから。

■7月18日はベンチャーズ
 エレキの世界遺産ベンチャーズは、しかし歴史的遺物ではありません。中高年には懐かしいデケデケですが、若い人にはあのバンドこのバンドへの影響が感じられることでしょう。ちなみに日本の歌謡曲への影響も大きいものがあるベンチャーズです。(工)

■7月19日は弘前交響楽団
 大館初のアマチュアオーケストラ公演は、お値段格安は当然として演奏曲目も聴いたことがあるものばかり(たぶん)。オケ入門編として最適です。しつこいようですが、石川遼君と同い年の鳳鳴高校2年大本瑛紀君の指揮も大注目です。
 なお、弘響公演には障がいをもつ方と介添の方を無料招待しています。ご希望の方は文化会館に連絡をください、招待券をお届けします。(陽)

■7月20日「詩のボクシング」やってみませんか?
 「詩のボクシング秋田大会」に参加しませんか?参加者募集中なのですが、現在4名しか集まっておりません。特に大館市内からの参加がまだ1名という寂しい状況です。参加無料で優勝すれば全国大会出場と東京往復の旅行券進呈という特典もあります。本番前にワークショップで指導しますので安心してご参加ください。
 県内初の開催ということである程度の苦戦は想定していましたが、ここまで反応が薄いとは思ってもいませんでした。参加のお願いに伺うと、行く先々で「こういうのは大館の人たちは苦手だし、馴染まないと思うよ」と言われ、企画した人間として悔しい思いをしている私であります。
 人は自分の経験や知識に無いものを恐れるもので、新しいことに挑戦するのはとても勇気のいるものです。だからといって「馴染まない」と一蹴するのは寂しいことだと思いませんか?何より、新しいことに挑戦しないと楽しくないじゃないですか。だからこそこちらから率先して取り組んで、多くの人にいろいろな「キッカケ」を作っていくことが、文化会館の運営を担う我々の使命だと思っています。何だか偉そうな文章になってしまいましたが、我々がそういう思いで仕事をしていることだけは理解してほしいと思って書きました。何はともあれ「詩のボクシング」の参加者、熱烈に待ってます。(山)

■特選落語会はお楽しみいろいろ
 7月26日(日)の「おおだて特選落語会」において、ご来場いただいたお客様を対象に、サイン色紙や手ぬぐいなどが当たる「お楽しみ抽選会」を行います。その他、特別編ならではのお楽しみがありますので、お誘い合わせの上のご来場お待ちしております。(山)

■ピアノマラソンはあなたの舞台
 『今年もきましたピアノマラソンの夏!』。8月9日(日)に第16回ピアノマラソンを開催します。
 簡単にピアノマラソンを説明すると、ピアノ愛好家の皆さんにスタインウェイD−274という素晴らしいピアノを開放して楽しく弾いてもらおう、というイベントです。プロと同じ舞台でスポットを浴びながら演奏できる…そんな機会は滅多にありません。憧れのスタインウェイで演奏してみたい!という方は、申込書に必要事項を記入のうえ、7月12日(日)までに文化会館へお申し込みください。参加料は1ステージ500円、お住まいの地域やピアノ経験年数等は関係なくどなたでもご参加いただけます。また、当日は入場無料ですので、ぜひお気軽に聴きに来ていただければと思います。8月9日は勝手ながら「ピアノの日」、ということで♪(工)