文化会館の夏事業スタート (2008/06/06掲載)

■自主事業は終わらない
 5月25日のシエナ・ウインド・オーケストラ、聴いてもらえましたか。「吹奏楽であんなに感動するなんて想像もしなかった」という感想をたくさんいただき、会館職員冥利に尽きる公演になりました。金聖響さんも最高でしたね。今回のような低料金では難しいでしょうが、いつかまたシエナを開催したいものです。なにしろ自分が聴きたくて7年越しに実現できたシエナを、今回私はひとつも聴いていないんです。
ということで、6月は夏の2つの自主事業がスタートします。その説明は各担当に任せるとして、進行中の事業についてのお知らせを2つ。
7月10日の男性バレエ団「トロカデロ」は、S席がほぼ売り切れ、A席に若干の余裕があります。売り切れ必至の状況ですので、お買い求めはどうぞお急ぎください。
第九合唱団の募集は6月も継続して行っています。大館で第九をメジャー・オーケストラと共演できる機会は最初で最後かもしれません。初心者歓迎。どうぞ文化会館にお問合せを。(陽)

■今年もやります 夏の『ピアノマラソン』
 日に日に近づく梅雨の足音。考えただけでも気分が“どんより”としてしまう私の心を映すかのような、なんともスッキリしないお天気が続いています。あ〜、早くすばらしい青空の下、海でのんびりと釣りをしたい!
ということで、恒例となりました夏の『ピアノ・マラソン』が8月3日(日)に開催されます。時間は、午前10時開演(予定)、入場無料です。参加ご希望の方は、6月5日(木)〜7月5日(土)までに、申込用紙に必要事項を記入の上、文化会館までお申し込みください。郵送やFAX、メール等でも受付いたします。参加料は1ステージ500円、持ち時間は10分以内です。その他ご不明な点や詳細につきましては、文化会館までお気軽にお問い合わせください。
 私、この事業を運営しながらいつも思うことがあります。それは、ピアノに限らず楽器を演奏できる人ってカッコイイなぁ〜、と。私なんて楽譜すら全く読めない輩ですから、本当に羨ましい限りです。当日は、そんな皆様のカッコイイ演奏を楽しみにしておりますので、たくさんご参加くださいね。(工)

■あの人気者がやって来る
 突然ですがクイズです。NHK教育の人気番組「にほんごであそぼ」の司会者で、ディキシーバンド「にゅうおいらんず」のドラマーで、創作話芸協会「SWA」の背番号3で、文化庁の文化交流使として1年間イタリアに行き、CHA―CHAの松原桃太郎に風貌がそっくりな芸人さんとは誰のことでしょうか?
答えは人気講談師の三代目神田山陽さん。「やっぱ牛乳でしょ」というテレビコマーシャルに出演していた、坊主頭にメガネのあの人です。
ということで、その山陽さんの独演会開催が決定しました。今回の公演は「三代目神田山陽独演会〜百連発・カヤの中〜」と銘打っての全国ツアーの一環で、大館公演は8月9日(土)の13時開演。大ホールでの開催ですが、150席限定での公演となっていて、早い段階での売切れが予想されるので、チケットのお求めはくれぐれもお早めにお願いします。チケットは6月21日(土)発売開始ですので、詳しくは大館市民文化会館までお問い合わせください。
 さて、ここまで読んで「大ホールなのに150席限定とはこれ如何に?!」と思った方が多いと思いますが、その疑問の答えは公演のタイトルの中に隠されています。講談の独演会だということは間違いないのですが、何故かサブタイトルに〜カヤの中〜と書いてありますね?カヤとはもちろん蚊帳のこと。それがまさに150席限定の答えなのです。実は、大ホールの舞台上に巨大なカヤを…と筆がノッてきたところで紙面が尽きてしまいました。この続きは次回の桜町通信で。 (山)