『師走の文化会館点描』 (2006/12/01掲載)

■クリスマスツリー飾りました
高さ3m、恒例のクリスマスツリーを飾りました。どうぞ見物にいらしてください。
というわけで、なんとなく気ばかりが焦る師走。十二月の文化会館は、「市民合唱祭(クリスマスコンサート)」や「歳末助け合い市民芸能祭」など、クリスマス気分に溢れた催しが続きます。会館自主事業も、全国へ生放送する十日の「NHKのど自慢」に十七日の「ピアノマラソン」で、ほぼ今年度は打ち止めの予定です。

■正面広場工事中
文化会館正面広場の舗装改良工事がまもなく終了します。歩道などのタイルの痛みが激しいための補修で、予算的に全面補修までは至りませんでしたが、スペースの半分程度が、大型バスの発着ができるスペースに生まれ変わります。駐車場の混雑をいくらかでも緩和できるように活用する予定です。

■ピアノマラソン開催
恒例の自主事業「ピアノマラソン」は十七日(日)午前十時開始予定です。上手下手は関係なくピアノが好きな人にスタインウェイを弾いてもらおうと始めたこの事業も、早いもので十一回を数えます。今回も老若男女合わせて百組近い出演者になる模様です。相変わらず県外から注目されているイベントで、今回も青森市、三沢市、奥州市などの隣県をはじめ、神奈川県平塚市からも参加する人がいます。入場はもちろん無料です。どうぞご来場ください。 (陽)

■ありがとう和平さん
十一月二十四日(金)に行われたわらび座ミュージカル「棟方志功 炎じゃわめぐ」は、おかげさまで盛況のうちに幕を閉じましたが、担当の私にとっては胃が痛くなるような公演でもありました。今だから言える話…というわけではないのですが、実は志功役の安達和平さんが十一月初めに過労で倒れて入院し、大館の公演も出演が危ぶまれていたのです。私もこの桜町通信で「和平さんの志功を見るだけでも価値がある」なんてことをガンガン書いていたものですから、もしも代役なんてことになったら…と気が気ではありませんでした。そんな状況の中で開催された大館公演、素晴らしい舞台を披露してくれたわらび座のみなさんと、体調不良を微塵も感じさせない和平さんの演技に心から大きな拍手を送りたいと思います。ありがとうございました。(山)