来年もご期待ください!(2018/12/21掲載)

 2018年も残すところ10日ほどとなりましたね。今年もたくさんのお客様にご来館いただき、本当にありがとうございました。たくさんの事業を実施する中で大変なことも多々ありましたが、なんとか無事に今年を乗り切れたのは、皆様のおかげと心より感謝しております。ありがとうございました。また来年も元気な姿で皆様と大館市民文化会館でお会いできることを願って年末のご挨拶とさせていただきます。それではみなさま良いお年をお迎えください。

■12/21(金)JAZZ NIGHT
 さて本日21日は『Jim Butler Group Xmas Jazz Night』です。中ホールにて18時開場、18時30分開演です。サックス奏者のジム・バトラー率いるカルテットにヴォーカルを加えて、数々のジャズの名曲たちをお届けするコンサートです。クリスマスシーズンで皆様お忙しいとは思いますが、ジャズの名曲たちが流れるコンサートでゆったりした時間をお過ごしください。チケットは全席自由席で一般3,000円、中高生2,000円、小学生以下500円(要保護者同伴)。午前中であれば前売料金でご予約承りますので、チケットをまだお求めでない方は、お電話にてご予約ください。皆様のご来場お待ちしております。

■1/12(土)CHEMISTRY
 1月12日(土)は『CHEMISTRY LIVE TOUR 2018-19"Gravity"』大館公演です。大ホールにて16時30分開場、17時開演。文化会館販売ぶんは完売。ローチケほかオンラインチケットに数枚だけ残っております。まだお求めでないお客様はお買い逃がしの無いようお願いいたします。完売の際はご容赦ください。

■1/19(土)佐藤ぶん太
 現在開催中の『横笛ワークショップ』。今年もたくさんご参加いただき、楽しく開催しております。その講師であります津軽笛奏者・佐藤ぶん太さんのコンサートを1月に開催します。昨年も書いた気がしますが、ぶん太さんの横笛は一聴の価値ありです。横笛というジャンルもあってか、一般知名度はそれほど高くありませんが、全国、そして海外でも活躍されている素晴らしい演奏家です。それでいて津軽を愛する心、郷土愛が強い人なので、大館市民文化会館としても大好きな演奏家です。上手く言葉で言い表せませんが、心に沁みる音色を持っているというか、本当に感動的な笛を吹くんです。ジャンルにこだわらず、音楽好きの人なら聴いておいて絶対損はありません。みなさまぜひお誘いあわせの上ご来場ください。共演は、佐藤晶(津軽三味線)、小野華那子(アルパ)、大沢しのぶ(和太鼓)、熊本比呂志(パーカッション)、SHINPEI(ダンサー)という錚々たるメンバー。どんなステージになるのか本当に楽しみです。
 1月19日(土)は『津軽笛奏者・佐藤ぶん太』。中ホールにて14時開場、14時30分開演です。チケットは全席自由席。一律2,000円(税込)で好評発売中。詳しくは大館市民文化会館0186-49-7066までお問い合わせください(山)

■2/23(土)、24(日)昭和名画座~第16集~
 2月23日(土)、24日(日)の2日間、中ホールで懐かしの名作映画を存分にご堪能いただける『昭和名画座~第16集~』を開催いたします。上映するのは、『市川崑』監督珠玉の4作品です。
 ◇『野火』
 1959年・大映(東京)作品。戦争末期、フィリピン・レイテ島での戦闘により負傷し、部隊からも病院からも見捨てられた田村一等兵。山中を彷徨い食糧難の飢餓状態からお互いをだまし利用し、自分だけでも生き残ろうとする兵士たちを通して、人間の人格や尊厳をいとも簡単に壊してしまう戦争の悲惨さや、人間の心の弱さを描いた作品。出演は、「船越英二」「滝沢修」「ミッキー・カーチス」「星ひかる」他。
 ◇『おはん』
 1984年・東宝映画作品。妻を捨て芸者の元へ住み着いた男・幸吉。元妻と息子、そして芸者との間で揺れ動く男の弱く身勝手な心の迷いを描いた作品。繰り返し流れてくるマーラーの交響曲第5番第4楽章の旋律も、この作品の世界観に色を添えています。出演は、「吉永小百合」「大原麗子」「石坂浩二」他。
 ◇『ぼんち』
 1960年・大映(京都)作品。船場にある四代続いた裕福な足袋問屋の一人息子・喜久治(市川雷蔵)が、女系家族の中で甘やかされて育ち、それゆえに悪戦苦闘する姿を多彩な女性関係とともに描かれています。「京マチ子」「若尾文子」「越路吹雪草」「笛光子」「中村玉緒」ら、当時を代表する個性的な映画女優たちの競演が見どころです。
 ◇『東京オリンピック』
 1965年・東京オリンピック映画協会作品。この作品に関しては説明するまでもないですね。1964年10月10日~24日まで行われた東京オリンピックの記録映画です。"東洋の魔女"と世界に恐れられた女子バレーボール日本代表や、我が大館市出身で体操女子団体総合銅メダリストの千葉吟子さん等、当時の日本選手団の素晴らしい活躍が思い起こされます。
 時間は両日とも9時開始で、23日が「野火」「おはん」「ぼんち」「東京オリンピック」の順で上映、24日が逆順での上映となります。入場料は500円(1日券4本立て)で好評発売中。入場当日内であれば途中入退場もできますので、お弁当持参でどうぞ往年の名作映画をご堪能ください。(工)