ワンコインで楽しむウクレレの調べ(2016/12/02掲載)

 12月ですね。大館市民文化会館のエントランスホールには、毎年恒例のクリスマスツリーも設置され、グッと年末感が漂ってきました。つい先ほど、お隣の城南保育園の子供たちと一緒にツリーの点灯式を行いましたが、イルミネーションの輝きと、たくさんの子供たちの笑顔と歓声で、大館市民文化会館が一気に華やかになった感じがしました。やはり子供たちの笑顔は何よりの宝物ですね。クリスマスツリーは12月25日まで設置しております。ぜひお立ち寄りください。

■12/3ウクレレコンサート
 さて明日12月3日(土)の大館市民文化会館は『鈴木昭寿のウクレレコンサート』です。昨年に引き続き、8月からウクレレのワークショップを開催しておりますが、その締めくくりとして、このワークショップの講師であり、秋田在住のウクレレ奏者である鈴木昭寿(すずき・あきとし)氏のコンサートを開催します。ウクレレといえばハワイアン。常夏の島・ハワイのイメージですが、鈴木さんのウクレレはそんなイメージをガラッと変えてくれるかもしれません。もちろんハワイで修行されてますから、演奏のベースにハワイアンがあるのは間違いないのですが、ハワイアンにとどまらず、ポップス、クラシック、そしてフラメンコまで多彩な音楽性を持った素晴らしいミュージシャンです。まだまだ知らない方も多いかとは思いますが、秋田にこんなに素晴らしい演奏家がいるんだということを、もっともっとたくさんの人たちに知っていただきたいです。間もなくやってくる雪の季節を、ウクレレの温かい音色で乗り切りましょう。なお当日は、ウクレレワークショップ参加者のみなさんによる演奏も数曲ございます。ウクレレを始めて数か月、いよいよ人前で演奏する日が来ましたね。おそらく緊張で頭が真っ白になるかとは思いますが、このステージが終わった時には、必ずもっとウクレレが楽しくなっているはずですので、頑張ってほしいと思います。  そんなわけで『鈴木昭寿のウクレレコンサート』は2016年12月3日(土)13:30開場、14:00開演。大館市民文化会館中ホールにて開催。チケットは全席自由席、一律なんと500円!(小学生以上有料)。まだお席に余裕がございます。ぜひみなさまお誘いあわせの上、たくさんのご来場お待ちしております。(山)

■素敵な演奏をお楽しみください♪
 『第31回大館市民文化会館スタインウェイピアノマラソン』は、今月18日(日)大ホールにて10時開演です。現在の出演予定者数は57組62人で、ピアノだけでなくトランペットやヴァイオリン等のアンサンブルも予定しておりますので、皆様ぜひ会場に足をお運びいただき、スタインウェイの音色をお楽しみください。入場は無料です。皆様のご来場をお待ちしております。

■『昭和名画座』発売開始!
 昨日(1日)より、『昭和名画座~第14集~』の入場券が発売となりました。開催日時は、2月25日(土)、26日(日)の2日間で、両日とも10時上映開始です。上映作品は、行き場をなくした2人の男女が切っても切れない腐れ縁でくっついたり離れたりを繰り返す恋愛物語の「洲崎パラダイス赤信号(1956年日活)」。次は、京都の禅寺「孤峯庵」の和尚・慈海と寺の小僧・慈念、そして寺の世話になっている里子との関係を描いた愛欲に満ちたミステリー作品の「雁の寺(1962年大映・京都)」。そして、第二次世界大戦末期に、各隊の落ちこぼれを集めて作られた警備隊・独立第90小哨。通称、独立愚連隊で起こった不自然な戦死が元で巻き起こる人間ドラマを描いた「独立愚連隊(1959年東宝)」。最後は、終戦前日の1945年8月14日正午、御前会議によるポツダム宣言受諾の決定から、翌日正午の玉音放送にいたるまでの激動の一日を描いた「日本のいちばん長い日(1967年東宝)」。この作品に関しては、2015年に役所広司主演で公開されたリメイク版もありますので、それぞれの映画での解釈や視点の違い等、両方見比べてみるのも面白いと思います。  ということで、25日(日)が、「洲崎パラダイス赤信号」「雁の寺」「独立愚連隊」。26日(日)が「雁の寺」「洲崎パラダイス赤信号」「日本のいちばん長い日」の3本立てで、入場券は500円(当日券同額)となっておりますので、皆様ぜひ昼食持参でご来場いただき、懐かしき青春時代の想い出が甦る昭和名画座をお楽しみください。(工)