芸術の秋がやってくる(2014/09/05掲載)

 7月のマリンバフェス、8月のピアノマラソン、ベンチャーズと忙しくこなしているうちに、気付いたら夏が終わっていました。今年の8月は毎日のように雨が降っていたような気がして、いつもにも増して短い夏だったように思います。とはいえ、夏の終わりの寂しさに感傷的になっている場合ではありません。秋といえば芸術の秋。舞台芸術といえば文化会館ということで、10月には国民文化祭もありますし、9月以降もバリバリと頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。


■一之輔独演会

 さて、9月1発目の自主事業『おおだて特選落語会vol.23〜春風亭一之輔独演会〜』は明日9月5日(金)18時30分開演、大館市民文化会館中ホールにて開催です。何度もお知らせしているのでしつこいようですが、今回は今もっとも期待値の高い落語家と言っても過言ではない春風亭一之輔(しゅんぷうてい・いちのすけ)さんですから、ぜひともみなさんに聴いていただきたいですね。個人的な話になりますが、数年前に一度、一之輔さんの高座を観る機会がありました。正蔵・馬石・一之輔という顔ぶれの会だったのですが、正直一之輔さんがいちばん…おっと、差支えがありそうなのでこれ以上はやめておきます。きっと「あー落語っておもしろいなぁ」と思える高座になると思いますので、ぜひご来場ください。また前回の桜町通信でもお知らせした柳家花ごめ(やなぎや・かごめ)さんも登場しますので、こちらもお楽しみに。チケットは全席自由席、一般2000円、高校生以下500円(当日各500円増)。各プレイガイドにて好評発売中ですので、みなさまお誘いあわせの上ご来場くださいますようご案内申し上げます。


■宝塚ベルサイユのばら

 先日8月29日のこと。知人が「今日はベルばらの日なんだって」と言うので、何のことかと思って調べてみると、1974年の8月29日は宝塚歌劇のベルばらが初演された日だとのこと。この公演は1976年の上演打ち切りまで延べ140万人の観客動員を記録したんだそうです。今年の秋田県の推定人口が約104万人ですから、それを上回る観客動員があったと考えると、良い意味で化け物のような公演だったんでしょう。そんな演目だからこそ、宝塚100周年記念の演目に選ばれたのだと思います。大館公演は2011年以来の2回目となりますが、せっかくつながった宝塚歌劇とのご縁ですので、ぜひとも満席にして次につなげたいですね。

 ということで、徐々に近づいてきました。『宝塚宙組大館公演〜ベルサイユのばら〜フェルゼンとマリーアントワネット編』は9月18日(木)昼夜2回公演(昼14時、夜18時開演)、大館市民文化会館大ホールにて開催です。もう売切れたと思っている方もいらっしゃるようですが、残念ながらまだチケットがございます。チケットはS席7000円、A席6000円。昼公演はS席が若干枚、A席が約100枚。夜公演はS席完売、A席が約100枚の残りとなっております。日が近くなると急に売れてしまったりしますので、お求めの際はお早めにお願いいたします。詳しくは大館市民文化会館(0186-49-7066)までお問い合わせください。
 

■三若独演会

 もうひとつ落語会のご案内です。『おおだて特選落語会特別編〜桂三若独演会〜』を10月26日(日)15時から大館市民文化会館中ホールにて開催いたします。みなさんご存知、桂三若(かつら・さんじゃく)さんが再び登場。存分に上方落語をお楽しみいただける会になること請け合いです。みなさまお誘いあわせの上、ご来場くださいませ。チケットは全席自由席、大人2000円、高校生以下500円(当日各500円増)。市民文化会館をはじめ、各プレイガイドにてお求めください(山)