伝統を現代に。名画と落語と。(2014/02/21掲載)


■昭和名画座、上映開始!

 いよいよ、往年の名作映画が存分に楽しめる『昭和名画座』を、本日21日(金)から23日(日)までの3日間、中ホールにて開催いたします。

 上映する作品は過去の桜町通信でも度々お知らせしてきましたが、ここで改めてご案内させていただきます。

 まずは、家も隣同士で会社も一緒という2人のライバル、稲田(榎本健一)と三田(如月寛多)が繰り広げるドタバタコメディの『エノケンの頑張り戦術』。とにかく、爆笑必至の作品です。

 続いて、美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの元祖3人娘の恋と友情、そして歌と踊りが楽しめる『ジャンケン娘』。カラー映像というのも楽しみですね。

 そして、ご存じ加山雄三の代表作『大学の若大将』。ライバル役の青大将(田中邦衛)とともに、若さ溢れる清々しい演技がなんとも言えません。

 最後は、出世欲の強い山川(フランキー堺)と、優柔不断な中井(高島忠夫)コンビの奮闘を描いたサラリーマン喜劇『君も出世ができる』の4作品です。

 上映時間は、各日とも10時上映開始で、21日が「エノケンの頑張り戦術」「ジャンケン娘」「大学の若大将」「君も出世ができる」の順。22日が、「大学の若大将」「君も出世ができる」「エノケンの頑張り戦術」「ジャンケン娘」の順。23日が、「ジャンケン娘」「エノケンの頑張り戦術」「君も出世ができる」「大学の若大将」の順で上映いたします。

 入場料は500円(1日券・4本立て)で、当日券も同額500円です。入場当日内であれば途中入退場もできますので、昼食のために外出してから再入場してもいいですし、暖かい昼食会場(展示室)で、持参のお弁当を広げていただいても結構です。ぜひ、懐かしい映画をご覧いただきながら、古き良き昭和の時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。皆様のご来場をお待ちしております。(工)


■柳家三三独演会

 あっという間にもうすぐ3月ですね。年度末で色々と気忙しいという方も多いかとは思いますが、そんな時こそゆっくり落語でも聞いてみませんか…ということで、お馴染み『おおだて特選落語会』のお知らせです。

 ご存知ない方のために一応説明しておきますが、今回登場の柳家三三(やなぎや・さんざ)は、落語協会現会長の柳家小三治の弟子であり、あの立川談春もその実力を認め「談春七夜」の開口一番を託した若手本格派。筋金入りの落語ファンである広瀬和生氏も、著書「この落語会を聴け!」で「いま観ておきたい噺家」として絶賛している噺家さんです。当会には、市馬・三三二人会で一度ご登場いただいていますが、今回は独演会ということで、その本寸法の芸をたっぷりとご堪能いただけると思います。本当は私も客席でじっくり楽しみたいところなのですが、残念ながら仕事上そうもいかないので、そのぶんも含めてお客様にオススメいたします。

 『おおだて特選落語会vol.22〜柳家三三独演会〜』は、3月1日(土)中ホールにて18時30分開演です。チケットは全席自由席、一般2000円、高校生以下500円。当日各500円増となりますので、できるだけ前売券でお求めください。みなさまお誘いあわせの上、ご来場お待ちしております。


■友の会会員募集

 大館市民文化会館友の会の26年度会員を3月1日より募集いたします。入会金は無料、年会費1000円で、会館自主事業のチケット割引、チケットの先行予約、自主事業の情報を会報としてお送りするなどの特典があります。26年度の自主事業については後日お知らせいたしますが、今年度同様、様々なジャンルの公演をご用意しておりますので、みなさまのご入会をお待ちしております。なお、現在会員の方も更新手続きが必要となりますのでご注意願います。詳しくは大館市民文化会館までお問い合わせください。(山)