年末年始も大忙し(2013/12/06掲載)


■日曜は弘大津軽三味線

 いよいよあさってに迫ってきました『弘前大学津軽三味線サークル大館公演』。12月8日(日)14時30分より、大ホールで開催します。学生によるアマチュアのサークルとはいえ、彼らの若さと真っ直ぐな気持ちが伝わってくると、毎回好評をいただいている公演です。前回の公演では公演当日の早い時間帯にチケットが完売して、多くのお客様が会場に入れなかったため、今回も少し心配ではあったのですが、幸いというべきか残念ながらというべきか、チケットはまだ残っています。入場料金は一律500円で、全席自由席です。ぜひご来場ください。


■篠崎史紀&佐藤卓史

こちらも公演が近づいてきました。『篠崎史紀ヴァイオリンリサイタル』。12月21日(土)14時より、大ホールにて開催です。N響の第一コンサートマスターである「マロさん」こと篠崎史紀さんは、ヴァイオリンの名手であることは当然ですが、料理など多彩な趣味を持つことでも有名です。加えてリサイタルでは、温かな人柄のにじみ出る軽妙なトークも大評判です。とろけるようなストラディバリウスの音色をぜひ堪能してください。

また、久しぶりとなる佐藤卓史さんのピアノも楽しみですね。リサイタルやソリストとして、そして今回のような共演者として、いまや一流どころから引っ張りだこの存在になっています。全席自由席、一般3000円、高校生以下1500円(当日各500円増)です。


■ニューイヤーは東フィルで

 もうひとつ、年が明けるといよいよ宝くじ文化公演『東京フィルハーモニー交響楽団ニューイヤーコンサート』です。1月12日(日)14時開演、会場は文化会館大ホール。指揮に渡邊一正、ソリストに川久保賜紀を迎えます。一昨年の読響以来のフルオーケストラ、楽しみです。チケットは全席自由席、料金も在京トップオーケストラの一つとしては驚きの一般3000円、高校生以下1500円(当日各500円増)というお安さです。

以上、いずれも文化会館ほか各プレイガイドにて好評発売中です。みなさまお誘いあわせの上ご来場ください。お問い合わせは大館市民文化会館(0186−49−7066)までどうぞ。(山)


■冬のピアノマラソン

12月15日(日)大ホールにて、第1部が9時〜12時、第2部が13時〜14時30分、第3部が15時〜17時の予定で、入場無料です。皆さまのご来場をお待ちしております。


■スクリーンで観る往年の名作映画

 往年の名作映画が楽しめる『昭和名画座』。今回は、2月21日(金)〜23日(日)までの3日間、中ホールにて開催です。

 まずは、隣同士に住み、勤めている会社も一緒という稲田(榎本健一)と三田(如月寛多)の2人が、事あるごとにライバル心剥き出しに競い合う姿を描いたドタバタコメディの『エノケンの頑張り戦術』。何がここまで彼らを張り合わせるの?という位のハチャメチャぶりがとにかく面白いこの映画。列車から外に放り出された人物が、列車を追いかけてきて同じスピードで併走するという、最近のコント番組でもすっかりお馴染みとなった名シーンなど、爆笑必至の作品です。

 続いて、『ジャンケン娘』。この作品は、美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの3人娘の恋と友情、そして歌と踊りが楽しめる作品です。個人的には、大スター美空ひばりの歌っている姿を観られるだけでも満足なのですが、当時としては珍しいカラー映像というのも嬉しい限りです。

 そして、『大学の若大将』。加山雄三の代名詞とも言える「若大将シリーズ」の第1作で、主人公のライバル「青大将」を演じた田中邦衛に世の注目が集まるきっかけになった作品でもあります。

 最後は、『君も出世ができる』。観光会社に務める出世欲の強い山川(フランキー堺)と、いつも優柔不断な中井(高島忠夫)コンビの奮闘を描いた、サラリーマン喜劇の要素をふんだんに取り入れたコメディタッチのミュージカル映画です。

時間は、各日とも10時開始、入場料は500円(1日券・4本立て)で、各プレイガイドにて好評発売中です。なお、入場当日内であれば途中入退場も可能ですので、ぜひお弁当持参でご来館いただき、懐かしの名作映画を、1日たっぷりとご堪能ください。お待ちしております。(工)