怒涛の自主事業ラッシュへ突入(2013/09/20掲載)


 先日、西日本の豪雨のニュース映像を見ながら、8月の豪雨による水害を思い出していました。改めて自然災害の恐ろしさと、人間の無力さを痛感させられた次第です。そんなことは東日本大震災で痛いほどわかっていたはずなのに、喉元過ぎればなんとやらとはこのことかと、自分自身色々と考えさせられました。おかげさまで大館市民文化会館自体に大きな被害はありませんでしたが、被災されたみなさまにおかれましては、改めて心よりお見舞い申し上げます。


■布谷史人チャリティコンサート

 さて先月、大館出身のマリンバ奏者・布谷史人さんのリサイタルが大館市民文化会館で開催されました。布谷さんのマリンバは相変わらず素晴らしく、マリンバの温かく優しい音色で奏でる「赤とんぼ」は、老若男女を問わず郷愁を湧き立たせ、ご来場いただいた大勢のお客様を魅了していました。本当に素晴らしいリサイタルだったと思います。そんな布谷さんの演奏会が急遽決定しました。『布谷史人マリンバチャリティコンサート』。来月10月4日(金)19時開演。大館市民文化会館エントランスホールにて。大館の豪雨被害に胸を痛めていた布谷さんが「自分も何かできることを」と開催するものです。入場は無料。会場に募金箱を設置し、その募金は豪雨被害の義援金として寄付されます。みなさまお誘いあわせの上ご来場ください。


■詩のボクシング

 いよいよ明日ですね。『詩のボクシング第5回秋田大会』。9月21日(土)13時から「詩のボクシングワークショップ」、15時30分から「詩のボクシング第5回秋田大会」を、それぞれ大館市民文化会館中ホールにて。ご存知ない方のために少々説明すると「詩のボクシング」とは、リングに見立てたステージ上で、2人の朗読者が自作の詩を朗読し、どちらの朗読者の声と言葉がより観客の心に届いたかを競う「声と言葉のスポーツ」です。今回の特徴は、2回戦、3回戦にテーマの設定がされていること。今まで決勝戦の即興朗読以外は、すべて自由に朗読できたのですが、今回は「自殺率」と「人口減少」というテーマが設定されていて、そのテーマに沿った朗読が求められることになります。少し重いテーマではありますが、出場選手がそれをどう料理するのかとても楽しみで、見応えのある大会になること間違いありません。10月19日に横浜で行われる全国大会は今年で13回目。秋田大会は全国大会の予選という位置づけです。優勝者には全国大会の出場権が与えられますので、みなさま奮ってご参加ください。ワークショップのみや大会のみの参加も可能です。もちろん観戦することもできますので、みなさまお気軽にご来場ください。大会の観戦は全席自由席で入場料金は500円です。


■桂三若独演会

 桂三若独演会のポスターとチラシにつきまして、開催日の表記が「9月29日(土)」となっておりましたが、正しくは「9月29日(日)」でございます。簡単ではございますが紙面を借りてお詫び申し上げますとともに訂正させていただきます。

 さて、いよいよ近づいてきました。『おおだて特選落語会特別編〜桂三若独演会〜』。9月29日(日)15時開演、大館市民文化会館中ホールにて開催です。チケットは全席自由席、一般2000円、高校生以下500円です。当日各500円増となりますので、お求めの際は前売りをオススメいたします。江戸落語とはまた一味違う上方落語の粋を存分にご堪能ください。ご来場お待ちしております。


■フリーダーピアノリサイタル

 『マクシミリアン・フリーダーピアノリサイタル』。9月28日(土)19時開演。全席自由席、一般3000円、大学生以下無料。父親はウィーンフィルのチェロ奏者であるラファエル・フリーダー。才能溢れる若きピアニストのフレッシュな演奏をぜひ。


■わらび座「ブッダ」

 『わらび座ミュージカル〜ブッダ〜』。10月20日(日)14時開演。全席指定、一般3500円、高校生以下2000円。手塚治虫の名作「ブッダ」を、秋田の誇る劇団わらび座がミュージカル化。人間ブッダの生き様を通して、生きることの意味を考えさせられる作品です。


■立川志らく独演会

 『おおだて特選落語会vol.21〜立川志らく独演会〜』。10月26日(土)18時30分開演。全席自由席、一般2000円、高校生以下500円。ドンドン円熟味を増しつつも切れ味抜群の志らくさんの独演会。落語ファンならずとも必見です。


■ゴスペラーズ

 『ゴスペラーズ坂ツアー2013−2014“ハモ騒動”』。11月10日(日)17時30分開演。全席指定席、一律6000円。9月25日リリースのカバーアルバムをひっさげての全国ツアー。チケット若干あります。お求めはお早めに(山)