続々とチケット発売!(2013/08/02掲載)


「芸術の秋」というように、大館市民文化会館も秋は各種イベントが目白押しです…なんて、梅雨も明けないうちから何故に秋の話をしておるのだ?と訝しく思われるかもしれませんが、秋のイベントの前売券は、既に発売中か間もなく発売というものが殆どということで、こんな書き出しになりました。イベント告知ばっかりでつまんない!などと言わずに暫しお付き合いください。

■桂三若独演会

 秋田の初代住みます芸人といえば桂三若(かつら・さんじゃく)。「あなたの街に“住みます”プロジェクト」で秋田に移住し、その後の活躍はみなさんご存知とおりと思います。昨年の「日本元気大賞2012」では大賞を受賞し、住みます芸人の中で最も活躍した芸人に選ばれたのですが、彼のおかげで秋田が大賞を獲ったみたいな気持ちになって、なんだか嬉しかったですよね。彼が将来の上方落語界を背負う大看板になった暁には「秋田での経験があったから今の私が…」みたいに言ってもらえたら最高だな…なんて勝手に妄想している次第です。そんなわけで、昨年度に引き続き独演会のお知らせです。『おおだて特選落語会特別編〜桂三若独演会〜』を9月29日(日)15時開演、大館市民文化会館中ホールにて開催します。チケットは全席自由席、一般2000円、高校生以下500円(当日各500円増)で、8月3日より一般発売開始です。


■わらび座の「ブッダ」

 今回わらび座がミュージカル化した作品は、手塚治虫の名作「ブッダ」です。原作で手塚治虫は仏教の祖・仏陀に独自の視点を加え、生きる意味を問いながら歩き続けていく人間・ブッダの物語を描いています。このミュージカルは、「生きること」をわが身に問いかけ続けたブッダの姿を描き、2500年以上経った今も、悩み苦しみながら現代に生きる私たちに力強く訴えかけてきます。東日本大震災後の今、人間が「生きること」を問うた作品です。わらび座ファン、そして手塚治虫ファンのみならず、すべてのお客様にとって今観ておくべき舞台ではないかと思います。『わらび座ミュージカル〜ブッダ〜』。10月20日(日)14時開演、大館市民文化会館大ホールにて。チケットは全席指定で、一般3500円、高校生以下2000円(当日各500円増)で、8月3日(土)より一般発売開始です。


■立川志らくふたたび

 2011年11月21日に5代目立川談志が亡くなって約1年半。早いもんですね。私の中では「談志が死んだ」のは東日本大震災の年と記憶され、死ぬまで忘れないことと思います。亡くなった当時ほどではありませんが、書店などではいまだに立川談志関連書籍が並び、CDやDVDが数多く売られ、その偉大さを改めて実感します。死んでなお談志バブルを生み出す家元はやはり只者ではないのだと思いますが、その談志の狂気的センスを最も色濃く受け継いだ落語家が大館に再び登場します。『おおだて特選落語会vol.21〜立川志らく独演会〜』は10月26日(土)18時30分開演、大館市民文化会館中ホールにて。チケットは全席自由席、一般2000円、高校生以下500円(当日各500円増)で、8月18日(日)より一般発売開始です。市民文化会館をはじめ、各プレイガイドにてお求めください(山)


■ピアノマラソン開演時間変更

 前回の桜町通信で、もしかして…とお話しした明後日(4日)の『ピアノマラソン』ですが、やはり時間を30分繰り上げて9時30分開演と変更することとなりました。ちなみに、終演時間は17時52分の予定で、間に2回ほど調律が入るだけでお昼休憩もない、という運営泣かせの厳しいスケジュールとなってしまいました。ですが、それだけ多くの皆さん(77組79人)が参加申し込みをしてくれた結果ですので、担当者としてはもの凄く嬉しく、スーパーハイテンションの状態です(笑)。ということで、ピアノマラソンは入場無料です。皆さまのご来場をお待ちしております。


■ウィーンからの貴公子

 9月28日(土)19時より、文化会館大ホールにおいてウィーンからの貴公子『マクシミリアン・フリーダーピアノリサイタル』を開催いたします。 マクシミリアン・フリーダーは、音楽一家であるフリーダー家(父は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団及びウィーン国立歌劇場管弦楽団のチェロ奏者)に生まれ、今までに数々のコンクールで優勝するなど、ヨーロッパやアジアで活躍中の才能溢れる若きピアニストです。チケットは好評発売中で、全席自由・一般3000円(当日3500円)、学生(小・中・高・大学生)は無料です。ぜひ、彼の奏でる素敵な音色とイケメンぶりをご堪能ください。皆様のご来場をお待ちしております。(工)