年度末も色々あります (2013/02/01掲載)


■落語教育委員会

 みなさま「落語教育委員会」という委員会の存在をご存知でしょうか。落語教育委員会とは、現代社会における落語の地位向上と全ての日本人に対する落語教育を目的として、落語に関する全ての事務をつかさどる行政機関…なんてのはほんの冗談ですが。実は、柳家喜多八(やなぎや・きたはち)、三遊亭歌武蔵(さんゆうてい・うたむさし)、柳家喬太郎(やなぎや・きょうたろう)の3人で開催している落語会の名称が「落語教育委員会」なんですね。落語教育委員会は、2004年の2月からスタートした三人会で、今では全国各地で開催されている大人気の会となりました。立ち上げのキッカケなどについては…東京書籍より昨年発売された本『落語教育委員会』に詳しく書かれています。この本は、前述の師匠3人による鼎談の書籍化で、しょーもない師匠の話から、落語で使用される言葉、今後の落語界についてまで「道徳」「社会」「国語」「工作」などのそれっぽい章立てをもとに、「ほとんど」ふざけて、「とき」に大まじめに語っていて、落語ファンのみならず、読み物としてとても面白いので、機会がございましたら是非ご一読くださいませ。

 なんだか本の宣伝みたいになってしまいましたが、実はここからが本題です。先日、特別編として「桂三若独演会」を開催したばかりの「おおだて特選落語会」ですが、間髪入れずに3月にも急遽開催が決定しました。ここまで書けば、何を言わんとしているのか、もうみなさんおわかりですね。そうです。次回の「おおだて特選落語会vol.20」は「落語教育委員会」なのでございます。

 ということで少々告知を。来月3月3日(日)18時30分開演。大館市民文化会館中ホールにて「おおだて特選落語会vol.20〜落語教育委員会〜」を開催いたします。雛祭りには似合わない?落語教育委員会の面々、当会初お目見えの殿下こと柳家喜多八、当会2度目の登場となる三遊亭歌武蔵、そして御馴染み柳家喬太郎の御三方をお迎えしての開催です。落語会にもかかわらず、オープニングにはコントまで披露してしまうという落語教育委員会。もちろん落語をたっぷりとお送りするのは言うまでもありませんが、色の違う3人が織りなす絶妙なハーモニーを存分にお楽しみいただける会です。あれこれ書いてきましたが、やっぱりその面白さはみなさんの目で実際に確かめていただくのが一番です。チケットは大人2500円、高校生以下1000円(当日各500円増)で、2月10日より大館市民文化会館はじめ各プレイガイドにて発売します。詳しくは大館市民文化会館までお問い合わせください。みなさまお誘いあわせの上、お運びの程お待ちしております。(山)


■チケット発売中

2月22日(金)〜24日(日)開催の「昭和名画座〜第十集〜」、3月30日(土)開催の「財津和夫LIVE&TALK2013」もチケット好評発売中です。財津和夫については、残席が少なくなっておりますのでお求めはお早めに(山)


■図書館司書募集中

 新聞記事等でご存知かと思いますが、一般財団法人大館市文教振興事業団は25年度から大館市立図書館4館の指定管理者となります。

 会社であれば業務拡張のためというところですが、ただいま図書館司書資格者(今年度中取得見込み含む)若干名を募集中です。年齢・性別は問いません。募集案内は大館樹海ドームと大館市民文化会館で配布しています。申し込みの締切りは2月15日です。大館の図書館を元気にする人材を求めます、奮ってご応募ください。お問い合わせは大館樹海ドーム内事業団事務局(0186・45・2500)までどうぞ。(陽)