『年度末も文化会館へどうぞ』 (2006/03/18掲載)

年度末も迫ってきましたが、文化会館の自主事業は最後までしぶとく続きます。

●合唱指導の真髄
東京少年少女合唱隊をご存知でしょうか。宗教音楽を中心に天国的な歌声を響かせる国内屈指の児童合唱団として、世界的な名声を博しています。その合唱隊の常任指揮者を務める長谷川久恵先生が来館します。文化庁補助事業の大館市「文化芸術による創造のまち」支援事業の一環として、大館一中合唱部への公開レッスンを行います。音楽指導者を始め音楽や合唱に関心のある皆さまの来場を歓迎いたします。三月二十二日(水)午後一時より約二時間、文化会館中ホールで開催。入場無料。予約なしでも入場できますのでぜひご来場ください。

●「徳永英明」発売
六月十日(土)の徳永英明コンサートの唯一のプレイガイドとして、三月二十五日(土)午前九時より文化会館でチケットを発売します。電話でも会館窓口でも受け付けます。なお、主催者の先行予約分が完売のため数に限りがありますので、お一人様二枚までの販売とさせていただきます。売り切れの際はなにとぞご容赦を。

●落語が掉尾を飾る
十五日に発表された第五十六回芸術選奨の新人賞。新人賞といっても全くの新人ではなく、その道で顕著な業績を上げた将来を嘱望される中堅・若手に与えられる賞です。その中にギタリスト・鈴木大介さんと落語家・柳家喬太郎さんという、今年度文化会館自主事業に出演の二人の名前が。これも当館の事業選定の眼の確かさを物語るもの、と自画自賛させてください。喬太郎さんと三遊亭歌武蔵さんの出演する「おおだて特選落語会」は、二十五日(土)午後六時三〇分開演です。気忙しい年度末ですが、落語を聞いて笑ってお開きといたしましょう。ドントコイ、ドントコイ……。 (陽)