シネマ・落語でお楽しみ (2012/01/20掲載)


 前回の桜町通信に載せた職員の短歌と川柳の内、二名の川柳各二句が改行なしにつながってしまい、わけがわからない状態でしたので改めて載せます。

ブログ記事スラスラ書けた夢だった

頑張るぞ気持ちうらはら足もつれ (貝)

片付けても片付けても書類〈かみ〉の山

にこやかに交わす言葉ははきはきと (成)

■リニューアル工事開始

 年次計画で取り組んでいる文化会館のリニューアル。今年度は全館のトイレを改修します。ほとんどが洋式化されウォシュレットタイプで快適な衛生環境を提供します。大ホールは女子トイレを拡充しますので休憩時間の混雑緩和も期待できます。
 工事はあす21日から本格始動。3月中旬までご利用の皆様には不便をおかけしますが、どうかご協力の程お願いいたします。(陽)

■『昭和名画座』今日から

 皆様お待ちかねの『昭和名画座』、いよいよ本日から週末の3日間上映します。作品と開始時間は次の通り。
20日『戦争と平和(10時)』『安城家の舞踏会(12時10分)』『蜂の巣の子供たち(13時55分)』
21日『帰郷(10時)』『蜂の巣の子供たち(12時15分)』『戦争と平和(13時55分)』
22日『安城家の舞踏会(10時)』『戦争と平和(12時)』『帰郷(13時55分)』
 会場は中ホールで入場料は1日500円。入場当日内であれば、1本目を観た後外出してゆっくりお昼を食べ、また会館に戻ってきて3本目を鑑賞する、なんていう途中入退場も可能です。もちろん、3本全て観たいという方のために昼食をとるための暖かいお部屋も用意しています。お昼休憩は約30分ほどございますので、ぜひお弁当持参でご来場ください。1日たっぷりと楽しめますよ。
 往年のスターたちの瑞々しい演技や、懐かしい昭和の風景の数々。そしてあなたの青春の記憶が甦る昭和名画座をぜひご堪能ください。どうぞお見逃しなく。(工)

■志らく独演会決定

 改めて昨年を振り返ると、やはり東日本大震災が最大のトピックでした。それも含めた数々の自然災害など、地球規模で様々なことが起きてしまった1年だったように思います。ポジティブな面でいえば、サッカー女子日本代表(何でもかんでも「○○ジャパン」と呼ぶのは個人的に嫌いです)のW杯優勝と沢選手のバロンドールが強く印象に残っていますが、総じてネガティブなイメージの年だったように思います。
 そんな中、11月に飛び込んできたのが5代目(実質は7代目)立川談志死去のニュース。翌日のスポーツ紙の1面は「談志が死んだ」という生前の洒落のとおり、回文の見出しで飾られていましたが、これで60年代に落語四天王と呼ばれた円楽、志ん朝、柳朝、談志が、ついに誰もいなくなってしまいました。本当にひとつの時代が終わったんだなぁという感慨と、せめて1度、談志家元の高座を生で観たかったなぁという心残りがない交ぜになって、複雑な気持ちになったことを思い出します。そんな家元のお弟子さんたちの中には「立川流四天王」と呼ばれる4人(志の輔、志らく、談春、談笑)がおりまして、もちろん立川流にはまだまだ面白い落語家さんがたくさんいるわけですけれども、この4人の近年の活躍ぶりは凄いものがあります。ひとつの時代が終わるということは、新たな時代の始まりでもあるわけで…。
 というところで本題。3月24日(土)18時30分より大館市民文化会館中ホールにおいて「おおだて特選落語会17」を開催します。今回はその立川流四天王のひとり、立川志らくさんをお迎えします。相変わらず前置きが長くて字数が足りないので、志らくさんのあれこれはまた次回。チケットは大人2000円、高校生以下500円(当日各500円増)で、各プレイガイドにて1月29日から発売開始です。ちなみに志らくさんは、当会お馴染みの喬太郎さんとは大学の同期(学部は違います)で、その喬太郎さんと並んでなかなかチケットの取れない落語家さんです。今観ておくべき落語家さんのひとりでもありますので、みなさまお誘いあわせの上、チケットはぜひお早めにお求めください(山)