文化会館は花盛り!? (2011/11/04掲載)


 10月29日の「吉田正記念オーケストラ」には千人近いお客様にお越しいただきました。皆さん楽しんでいただけたようで、まずは一安心。オーケストラで聴く、オーケストラと歌う歌謡曲もいいものでしょう。昨日は「ゲーデ弦楽四重奏団」。ウィーン・フィルの前コンサートマスターが率いるカルテットの多彩なプログラムは、好きな人には堪らない一夜でした。

 そして、明後日は…


■ついに、宝塚!

 25年振りの宝塚、花組大館公演が明後日に迫りました。文化会館職員も緊張して、いないのかなぁ。私は緊張しています。樹海ドームでSMAPを迎えた時以来の緊張感です。どうか無事に幕が開きますように…。

 心配の第一は何と言っても駐車場です。230台収容ですが、ご存知のように大ホールが満員だと全部の車は入れません。今回は2回とも満席です。どうか近くの方は徒歩や自転車でご来場ください。

 特に心配なのが昼公演と夜公演の入替時間が90分しかないことです。昼公演終了後の3時20分位まで、新たな車は入れません。夜公演の方は3時半位から来てくれるとありがたいです。というか、ひんしゅくを買うのを覚悟で書くと、最初から会館駐車場を当てにしないのが一番です。市内の空いている駐車場の利用をお勧めします。

 お願いばかりで心苦しいですがもうひとつ、お店の駐車場や私有地に勝手に車を置かないでください。当日は警察のパトロールもあるでしょうから、どうかご注意を。九州の方まで全国の宝塚ファンが大館にやって来ます。大館の交通マナーの良さも全国に発信したいものですね。(陽)


■懐かしの名作映画をあなたに

 往年の名画が格安で鑑賞できると評判の昭和名画座。その9回目が年明けの1月20日(金)〜22日(日)の3日間開催されます。

 上映作品は、長身と甘いマスクで世の女性たちを虜にした池部良主演の「戦争と平和」。日本映画の黄金時代を象徴する名女優・原節子主演の「安城家の舞踏会」。全篇ロケ撮影のうえ、俳優はすべて素人という珍しい手法の「蜂の巣の子供たち」。そして、ずば抜けたスタイルとルックスの持ち主・木暮美千代主演「帰郷」の4作品です。

 実は木暮美千代さんは熱心なボランティア活動家としても有名で、こんな逸話があります。終戦直後、ガード下で靴磨きをしていた戦災孤児2人に、「寒いでしょう。これでなにか温かいものでもお食べなさい」と、百円札2枚をそっと渡したそうです。見返りも求めず無償の愛を分け与えることができる人と、それに報いるため立派な大人へと成長した2人(高校教師と医者)。これだけで映画が1本できそうな気がしませんか?日本人が古より受け継いできたお互いを思いやる気持ちなのか、昭和という時代がそうさせたのか…。いずれにせよいい話ですね、本当。

 上映は3日間とも午前10時開始で3本ずつ。20日は「戦争と平和」、21日「帰郷」、22日は「安城家の舞踏会」から始まります。入場料は1日通し券500円で、当日中は昼食や休憩等での途中入退場も可能です。

 また、館内にレストランはありませんが、昼食を食べるための暖かい部屋もご用意します。ぜひお弁当持参でご来館いただき、懐かしい映像と共に青春の記憶が甦る『昭和名画座』をお楽しみください。チケットは11日(金)より発売開始です。(工)


■津軽三味線、滑り出し好調です

 先日お知らせしたとおり、弘前大学津軽三味線サークル大館公演を今年も開催いたします。大ホールにて、12月11日(日)14時30分開演です。10月30日にチケットを発売したばかりですが、自由席のチケットとしては異例とも思えるくらい売れ行きは好調です。今年2月は満席で入れなかったお客様もいらっしゃいましたので、その影響かとは思いますが、いずれにせよお求めはお早めにどうぞ。


■来週は、一青窈

 いよいよですね。11月13日(日)17時30分より大館市民文化会館大ホールにて開催の「一青窈Tour2011“瞬き”大館公演」。全席指定一律5900円で、チケットは約30枚ほど残っています。日にちが迫ると、駆け込みでチケットを求めるお客様が増えますので、もしも迷っている方がいらっしゃいましたら、今すぐにでもお求めいただくことをお勧めします。チケットのお求めお問い合わせは0186−49−7066大館市民文化会館まで。(山)