吉田正記念オケ、公演間近! (2011/10/21掲載)


■吉田正記念オケは前売券でどうぞ

 10月29日の吉田正記念オーケストラの公演が迫ってきました。このところ、駆け込みでチケットが売れています。新聞への折込が効いているのは間違いないようですが、だいたい自由席の公演って動きが遅いんですよね。

 ところで、吉田正を知っている世代って、どのあたりまででしょうか。2400もの曲を世に送り出して平成10年に亡くなった吉田正ですが、旺盛な作曲活動をしていたのは昭和40年代の半ばまで。その後も昭和46年の橋幸夫「子連れ狼」や52年フランク永井「おまえに」といったヒット曲を作っていますから、一般的に記憶に残る吉田メロディは50年代初めまでというところでしょうか。文化会館の職員でも、50歳代は当然リアルタイムで吉田正を知っていますが、30歳代は全く知らないそうです。もっとも、若い人でもカラオケで歌える吉田メロディは多く、さすが国民栄誉賞作曲家です。

 というわけで、吉田正オーケストラは50歳代以上がターゲット。そう、今この新聞を読んでいるあなたです。チケットまだありますからね。当日券は500円増しになりますから、ぜひ前売り券をお求めください。ちなみに、いまだに高校生以下のチケットの販売数はゼロ。こんな公演も珍しいです。 (陽)


■冬のピアノマラソン募集開始

 今年も冬のピアノマラソンの季節がやってきました。日時は、12月18日(日)10時開始予定で入場無料、会場は大ホールです。

 10月24日(月)より参加者の申込み受付を開始します。参加の条件は、ピアノが弾ける方であればレベル・住所・年齢・性別は問いません。時間は1人(組)10分まで。時間内であれば複数曲でもOKです。ピアノだけでなくアンサンブルや歌との参加も歓迎します。参加料は1ステージ500円。11月13日(日)が申込締切ですのでご注意を。

 あなたも、憧れのスタインウェイでお気に入りの曲を演奏してみませんか?きっと、あなたの中で何かが変わるはずです。どうぞ、お気軽にお申し込みください。郵送やFAX、Eメールでも受付けます。(工)


■弘前大学津軽三味線サークル再び

 平成22年度の会館自主事業で1198席の大ホールが満席になった公演は、残念ながらそう多くはありません。その内の1本は、今年2月のある公演だったわけですが、覚えてらっしゃいますか?それはオーケストラでもなければポップス系の人気公演でもなく、弘前大学津軽三味線サークルの大館公演でした。正直に言うと、想定外の満席でした。担当者の私も、会館のスタッフも、さらにはサークルのメンバー達でさえ、満席なんてことは想像だにしていませんでしたから。個人的には頑張っても800人と予想していましたが、当日券が400枚近く売れるという前代未聞の事態となり、当日券を求めるお客様の中には入場できないお客様が出るほどでした。当館初のワンコインコンサート、前売りも当日も同じ500円という料金設定もあってのことでしょうが。そんな前代未聞の事態に、当日券販売が混乱してしまいお客様に若干迷惑をおかけしてしまったこと、そして何といっても、当日券が400枚も売れる可能性があるということ、全てにおいて、忘れることのできない担当事業となったのでした。

 ということで、思い出話をダラダラと書いてしまいましたが、ここからが本題。実はその弘前大学津軽三味線サークルの公演が、今年もまたあるんです。あれからまだ半年ほどしか経っていませんが、またやるんですよ。前回の完売に味をしめたわけではありません。大館市市制60周年記念事業として、大館市と弘前大学のバックアップのもと、再演が決定したところです。今回も見所はやはり30〜40名ものメンバーによる津軽三味線の大合奏です。もちろん全員普通の大学生で、プロレベルとはいきませんが、学生の若さと真っ直ぐな気持ちが伝わるような公演になることでしょう。隣県のものでありながら、大館で津軽三味線を生で聴く機会というのはあまりありませんし、前回見逃した方もいらっしゃると思いますので、ぜひこの機会をお見逃しなく。12月11日(日)14時30分開演、10月30日(日)よりチケット発売開始です。皆さまお誘いあわせの上ぜひご来場ください。(山)

17日現在の残りチケット数です。「吉田正記念オケ」約400枚、「宝塚」夜の部のみ36枚。「一青窈」57枚。