参加者急募! (2011/06/03掲載)


■ワークショップに参加を!

 参加者急募です。実は参加者が集まらなくて困っています。この桜町通信でも何度か書いてお知らせはしているのですが、前段が長くて本題で尻すぼみになる私の悪癖もあってか、なかなか皆様に伝わっていないようでして…何の話かといいますと、6月10日(金)19時から開催する「詩のボクシングワークショップ」のことなんです。以前にも説明しているので「しつこい」と思われるかもしれませんが、きっとまだまだ伝わっていないと思うので、もう一度説明させてください。

 「詩のボクシングワークショップ」は、7月17日開催の「詩のボクシング第3回秋田大会〜届け!声と言葉とこの想い!がんばろう東北〜」に先駆けて行うものです。今年で11回目を迎える全国大会は、毎年NHKで放送されるなど熱烈なファンも多いイベントです。秋田大会は2年前から当館ではじめて今回が3回目となりますが、秋田ではまだまだ知名度の低いイベントなので、少しでもみなさんに知ってもらいたくて開催することにしました。ワークショップって何?と思った方、説明すると長くなるので、ここでは端折ります。ごめんなさい。簡単に言うと、日本朗読ボクシング協会代表の楠かつのり氏を講師に迎え、「詩のボクシング」とは何なのか、声を出して「表現する」ってどんなことなのかということを、みんなで体験しながら学んでみようという企画です。

 「詩の朗読」とか「声と言葉で表現する」とかというとなんだか難しそうで敷居が高いと拒否反応を示す方が少なくありません。でも少し考えてみてください。まぁ確かに「詩を書く」ということはなかなか日常の中にある行為ではありませんが、自分の想いや考えを、自分の言葉と声と時には身振り手振りで誰かに伝える…つまり「表現する」ということはごく当たり前の行為で、誰もが常日頃やっていることだと思いませんか。大館の人は「引っ込み思案の足引っ張り」と揶揄されることがありますよね。中には自らを自虐的にそう称する人もいるほどに。そんな大館だから、そういうイベントは馴染まないよなんて直接言われたりもしましたが、逆にそういう地域性だからこそ、やることに意味があるんじゃないかと私は思っています。少しずつでも何かが変われば。自分の生まれ育った街は、少しでも楽しいところであってほしいですからね。なんだか柄にもなく真面目に語ってしまいましたが、私たちがそんな思いで仕事をしているということが少しでも伝わればと思って書きました。

 ということで、再度言います。参加者急募!そんな私を助けるつもりで参加してみませんか。「詩のボクシングワークショップ」は6月10日(金)の19時から、大館市民文化会館で開催です。年齢性別不問で、参加料も参加資格もありません。どなたでも参加できますので、参加希望の方は電話かメールで会館までお申込みください。どなたでもなんて言いつつ個人的な希望を付け加えると、今回のワークショップには、自分の気持ちを表現することがどちらかというと苦手な人、言葉で伝えることが不得意な人にはぜひ参加してほしいです。何かしら感じるものがあると思うので。読み聞かせの活動をされてる方なんかにも面白いかと思うので、ぜひ参加してみてください。

 面白さを文章で伝えきれない自分がものすごくもどかしいですが、「詩のボクシング」意外と面白いですよ。今、いろんな意味で日本は大変な状況です。こんな時だからこそ、何かを表現したいけど手段も機会もキッカケもないと思っている人は少なくないと思います。興味がある方も無い方も、ぜひいらしてください。熱烈に待ってます。お問い合わせは大館市民文化会館0186−49−7066までどうぞ。(山)


■「大館K−POPまつり」

 いよいよ、今月の18日(土)に迫った『大館K−POPまつり』ですが、今回上映する「K−POPドリームコンサート」は、なんと秋田県内“初”お目見えなんです。

 上映時間は、11時、14時、18時の3回で、入場料は一律2200円(3歳未満入場不可・前売りなし)です。被災地八戸市の韓流グッズ専門店による即売会もあります。韓流大好きのあなた、ぜひこの機会をお見逃しなく!(工)