公演続々、忙しくなってきました (2010/05/21掲載)

しぶとく残っていた八重桜も終わりかけてきた今日この頃、皆さまにはいかがお過ごしでしょうか。文化会館も22年度事業がいろいろ本格的に始動しています。

 あさって23日(日)は「詩のボクシング秋田大会」のチケット発売日です。開催は7月24日(土)中ホールで、チケットは全席自由の500円。詩の朗読がエンタテイメントになるのかという疑問には、まあ見てくださいと言うしかありませんが、昨年の来場者にはたいへん好評でした。本番前のワークショップも公開で行います。

 9月17日(金)の「布谷史人マリンバリサイタル」も発売中です。ドイツで音楽院の客員教授として後進の指導にあたるなど、ヨーロッパでも活躍を始めた大館出身の布谷史人、年々進化しています。全席自由2500円です。


■チェンジ ザ フューチャー!!

 皆さん、バレエの公演を観たことがありますか?「何か、バレエって難しくて敷居が高い気がするんだよね」なんて声が聞こえてきそうですが、実は私もそう考えていた1人でした。そんな考えを見事に覆してくれたのが、5年前の男性コメディバレエ団の公演でした。そう、彼らの名は『グランディーバ・バレエ団』。美しさと力強さを併せ持つ磨き抜かれたテクニックをベースに、華やかなメイクアップと女性らしい身のこなし、そしてコミカルな演出満載で観客の心をみごとに捉えてくれました。

 そんな彼らの今年のキーワードは「チェンジ」。新芸術監督を迎え、永遠の基本レパートリー『白鳥の湖』もリニューアルしました。いったいどんな風にチェンジしたのか、5年前に観た人はより楽しめること請合いです。もちろん初めての方も問題なく楽しめますからご安心を。

 ということで、9月30日(木)18時30分より『グランディーバ・バレエ団ジャパンツアー2010』を開催いたします。チケットは全席指定で、S席7500円、A席6500円、B席5500円です。来週の5月29日(土)午前9時より各プレイガイドにて発売開始となります。早い時期での完売が予想されますので、お求めはお早めにどうぞ。さぁ、あなたもグランディーバと一緒にチェンジ!(え、何を?)(工)


■ポップな米軍バンドはいかがでしょう

 6月4日(金)19時より「アメリカ空軍太平洋音楽隊アジア―パシフィック・トレンズ」のコンサートを開催します。タイトルからもわかるとおり軍楽隊ですからメンバーはもちろん軍人さんなのですが、全員厳しいオーディションを経たプロのミュージシャンですので、演奏スキルは間違いなく高いバンドです。そんなバンドがお送りする今回の公演は、カーペンターズやチャック・ベリーなどの洋楽からジャパニーズポップスまで、お馴染みのあの曲この曲をカバーしてしまうというなんとも楽しいものになる予定です。さらに今回は、昨年急逝してしまったあのキングオブポップの楽曲などもプログラムに入ってくるかもしれないとのことなので、ファンならずとも楽しみなコンサートになること間違いなしですね。

 ところでカバー曲というのは、オリジナルに思い入れが強い人ほど敬遠しがちなのも事実ですが、オリジナルとはまた違った魅力を楽曲の中に発見できるのもカバーの楽しみ方のひとつだと個人的には思っています。お馴染みの曲を生のバンドで聴けるという楽しさはもちろん、カバーだからこそ楽曲をどのようなアレンジに料理してくるのかという点も、今回のコンサートの観どころ聴きどころではないでしょうか。

 ということで、非常に楽しみなコンサートではあるのですが、実はまだソールドアウトしていません。あくまでも現時点ではですが。前回も書いたように、今回は中ホール(定員414席)での開催ですので早めのご購入をオススメしています。ぜひこの機会をお見逃しなく。(山)