発表!22年度文化会館自主事業 (2010/03/20掲載)

 3月も後半に入り何かとあせっている人も多い今日この頃、文化会館もアタフタかつアクセクしております。ま、それが常態のような感もありますが。10代のように3月が希望や期待といった感情と共にある日々は、もう来ないのかなァ…。

■リニューアル工事無事終了

 今月上旬に、21年度のリニューアル工事が完成しました。今年度は大ホールの吊り物が主体なので、お客様の目に明らかに違って見える部分は多くありません(もちろん大事な部分のリニューアルなんですが)。ホールや練習室などのドアの皮張り部分(布団張りというそうです)がすべて鮮やかな赤色に変わったことくらいでしょうか。マニアックな人は、クリーニング後のどん帳の鮮やかさや、よりスムーズになった各種吊り物の昇降をご堪能ください。

■22年度自主事業ラインナップ発表

 お待たせしました、22年度の文化会館自主事業のラインナップを発表します。
・6月4日(金)アメリカ空軍音楽隊(50〜60年代アメリカンポップスの黄金時代が体験できる)
・7月24日(土)詩のボクシング第2回秋田大会(優勝者はNHK全国放送の全国大会に出場)
・8月8日(日)第18回ピアノマラソン(恒例みんなが主役の参加型事業です)
・8月11日(水)被爆ピアノと朗読コンサート(原爆を生き延びたピアノの音が蘇る)
・9月4日(土)わらび座「カンアミ伝」(わらび座が満を持しておくる能の大成者の一代記)
・9月17日(金)布谷史人マリンバリサイタル(大館の誇り布谷史人は今も伸び盛り)
・9月30日(木)グランディーババレエ団(コミックバレエの決定版ふたたび登場)
・10月9日(土)村上敏明テノールコンサート(県北に縁のある藤原歌劇団のエース)
・10月15日(金)NHKラジオ公開録音「歌の散歩道」(合併5周年記念の公開録音です)
・10月25日(月)ウィーン・フーゴ・ヴォルフデュオ(元ウィーン・フィルコンサートマスターのダニエル・ゲーデとピアノのフォルメンティで)
・11月20日(土)おおだて特選落語会15(誰もが実力を認める柳亭市馬と柳家三三が初登場)
・12月16日(木)宝くじコンサート「ヘブンリ―・クワイヤ」(本場アメリカのゴスペルグループがやってくる)
・12月19日(日)第19回ピアノマラソン(冬のピアノマラソンは楽しくクリスマス気分で)
・23年3月9日(水)東京都交響楽団(炎のコバケン小林研一郎と小山実稚恵という夢の顔合せ)
・日時未定 昭和名画座〜第八集〜
・日時未定 ミュージックランチ
・通年 ジュニアコーラス育成事業
・通年 高校生イベント企画ワークショップ
以上、鑑賞事業と参加型事業を合わせて18事業です(他に文化環境づくり事業が2件あります)。例年年度途中に共催などで1・2件増えることが多く、22年度もおそらく増えると思われます。どうぞお楽しみに。

■年間鑑賞券復活します

好評をいただいていた年間鑑賞券を、22年度は復活します。対象公演はわらび座「カンアミ伝」、「布谷史人マリンバリサイタル」、「東京都交響楽団」の3本で、合わせて12500円のところ1万円で提供します。チケットをその都度購入する手間を省き、3公演とも最上の同じ座席でご覧いただけます。発売は4月11日(日)午前9時から、大館市民文化会館のみでの受け付けとなります。都合により108席限定とさせていただきますので、どうぞお早目に! (陽)